このWebカードから登録されたお客様には、その後「カルテ」が記録されていくことになります。
そうなると気になるのが、Webカードから様々なアンケートに答えていただいた方のその後の来店同行だったり、「顧客化」したお客様が、当初どのような悩みを抱えて来店され、その後どのように解決の提案、施術ができたのか、といったあたりではないでしょうか。
「美歴 顧客登録Webカード」の店舗向け管理画面では、そういった情報分析ができるような機能も実装しています。
ここで具体的に画面の紹介をさせていただきます。
「美歴 顧客登録Webカード」専用管理画面にログインし、画面左上にある「美歴分析」メニューを選択します。
いくつか分析できる項目がありますが、ここでは顧客分析(クロス集計)を紹介します。
「顧客」を選択して、「クロス集計から分析」を選択します。
2つのデータ項目を掛け合わせて、美歴カルテデータをもとに集計分析ができます。
6項目の中から選択してください。
ここでは、「直近1年の来店回数」×「平均来店サイクル」で集計してみます。
すると、このように、掛け合わせた項目が縦軸と横軸で展開され、それぞれ対象となるお客様の数がプロットされます。
赤枠の場所は、「直近1年で2回来店され、かつ来店サイクルが30日以内のお客様」が「7名」いることになります。
この数字部分をクリックすると、7名のお客様リストが表示されます。
さらにこのリスト内のお客様名部分をクリックすると、
このように、そのお客様に対して、美歴で登録されている情報詳細が確認できます。
来店年月が感覚的わかる来店履歴表、美歴カルテの記録内容、さらには、「顧客登録Webカード」回答内容などです。
集計・分析(マクロ)情報から、個別のお客様(ミクロ)情報の把握を簡単に行えるので、来店回数が多い、お支払い金額が多いお客様と、そうでないお客様の、カウンセリング内容の傾向を、細かく分析し、課題や傾向の把握、それへの対策立案などに活用いただけると思います。
もちろん、これらデータ分析をできるようにするためには、「美歴」でカルテ情報をしっかりと蓄積していることが前提ですのでご注意を!!
記事筆者:藤波裕樹