この世は仮説でできている
編集者であり、
今はコーディネーターでもある
佐渡島庸平さんの著書
『ぼくらの仮説が世界を作る』
にも書かれていましたが、
この世のことはすべて、
仮説がもとになっています。
結果が分かっている仕事なんてないのです
特にビジネスの世界にあって、
確実なもの
なんてひとつもないのです。
キャンペーンにしても、
クーポンにしても、
メニューにしても、
スタイル作りにしても……
やる前から
確実に売れるものなんて、
ひとつもないのです。
成功を求めすぎると小さくなる
にもかかわらず、
話し合いの段階で、
その方法が正しいのか、
ということを議論してしまう。
これは仮説が正解かどうか、
議論していることと同じ。
仮説の精度を高めていくことは大事です。
しかし、
仮説が正解・不正解という
二者択一にするのは間違いです。
精度の低い仮説だとしても、
話し合いではその精度を高めることしかできません。
精度を高めたら、
どこかでキリをつけて、
実行に移すべきです。
そして一定期間、実行したら、
検証すべきです。
検証したら、
どこが間違っていたのか、
どこが足りなかったのか、
何をすれば成功に近づくのか、
検討して、
その仮説を補強していく。
そしてまた仮説を再構築して、
新仮説を実行に移す。
経験から成功に導けることもあります。
仮説と検証は日々、続いて行くのさ
しかし、
新しいことが続々と起こる今の時代。
どれだけ仮説を立てて、
実行と検証と再構築を繰り返せるか。
これが重要なことだと思います。