多くの情報に触れるべき理由
先日、美容専門学校で講義をしたとき、
孫正義を知らない人が多かった、
というよりも、ほとんど知らなかったのは、
私からすると、けっこうな衝撃だった。
若い美容師さんたちにいつも言っているのは、社会の状況をよく観ておこう、ってこと。
それは、私たち一般人が、社会の流動的な環境のなかで生活しているから。
生活するとは、生産・経済活動を行うこと
つまり、どうしても世界の経済状況と、ふだんの生活は切っても切れない関係。
であれば、
社会の経済状況は知っておかないと、
世の中の流れに置いていかれるだけでなく、流されてしまうことになる。
そう考えると、
何の業界が世界を動かしているか。
これは、ひとつの需要な指標になる。
誰が時代をリードしているか
これまでの歴史をひもとくと、
世の中を動かしてきたのは、
鉄鋼、鉄道、石油、自動車、金融などの業界。
では今はどこかと言えばIT業界。
プロスポーツ、とくに日本のプロ野球のオーナー企業を見るとわかりやすい。
これは良い・悪いという話ではなく、
世界の経済を引っ張っているのが
IT企業というだけの話。
世界経済をリーディングしているのが、IT企業であるならば、
テクノロジー界隈の情報に触れておかないといけない。
今後はバイオや宇宙などが経済の中心になる可能性が高い。
ただ今はIT。
今、世の中にあるあらゆる業種はデジタルテクノロジーを使わずに成立できない。
このことを考えても、
IT業界界隈の世界状況に触れる機会を作っておくこと。
これは大事なことといえる。