『意識はいつか遠くなり、動かなくなるから』

意識させられることが多すぎる

“意識していこう!”
なんてお題目が語られることがある。
たしかに意識することで行動は変わるのだと思う。私にも、意識したことで大きく変わることができた経験もある。
しかし、日々の業務を“意識”だけで変えることができたら、こんなに苦労することはない。
日々の業務方針などの書類などに、この“意識しよう”という言葉が乱発されすぎるのだ。

見えなくなったら、違う方向からアプローチ

そんなときは、反転してみることだ。
意識して行動するのではなく、行動するから意識するようになる、という風に。
朝礼で、同じことを毎日復唱させられるのは、行動から意識に刷り込ませるためだ。
そして、その意識が行動に乗り移るためには、つねに「なのんためにやってるの?」と誰かが問いかけるか、己に問いかけるしかない。

行動することが目的じゃない

行動していると、行動することが目的化してしまい、行動していればよい、となってしまう。
こうなると改善はなくなる。つねに、「なんのためにやっているなか」という“意識”をリンクさせること。
意外と忘れてしまいがちな目的意識を誰かが思い出させること。

つねに意識させられる環境つくり

優れたリーダーは、つねに目的意識を持たせる。
優れたマネージャーは、つねに行動できる環境を作る。
チームとは意識統一と行動管理にて成功へと向かうと思う。
意識の紐付かない行動は惰性になり、速度が落ちて、思う方向へ向かわなくなる。
私も含めて、今一度、意識と行動の関係性を見直してみるとよいかもしれない。

美歴の機能について!