|ロードサイド集客の秘訣は看板オンリー
かつて栃木のロードサイドに
出店すればすぐに数字を出す、
そんなサロンがあった。
この美容室の経営者は、
カリスマ的な存在感があり、
元営業マンの売れるセンス、
そしてワンマン気質から、
凄腕経営者とあがめられた。
齢の頃は60歳ごろ。
彼の出店に関する見解は、
・幹線道路のサイド
・大きな駐車場
・大きな看板が設置できる
|勝つ人は持っている勝利の方程式
この条件さえあえば、
必ずサロンはヒットする。
あまつさえこれが、
彼の勝利の方程式だった。
それはまるで往年の、
橋本→石毛
盛田→佐々木
五十嵐→高津
ジェフ→藤川→久保田
のように、
こうしておけば負けない、
という自信の連鎖であり、
経験値が根拠になっている。
ただし、野球と違ったのは、
物件が見つかるのが突然ということ。
そのおかげでめぼしい物件が見つかると、
「1ヶ月以内でオープンさせろ」
となる。
無理難題を現場におっかぶせるので、
とても大変だ、と見ていた記憶がある。
その方程式は、
確かに機能していたのだろうが、
それは彼の経験と、時代のおかげ。
|積み重ねの経験なんて役に立たない時代
今の世の中、
それだけでは通用しないし、
これからの未来を考えると、
実にもったいない。
そこでこの記事を引用したい。
店舗の広告や外観などに、
カメラが仕込まれていて、
人数や顔認証ができるので、
効果測定が明確になるとのこと。
(現代ビジネス 1.31 より転載)
|何度もいうけど、アナログ人間は終了する
いまだに
「俺、アナログなんだよなぁ」
という声を聞く。
その気持ちも分かるが、
世の中の流れは変わっている。
そして記事では、
現場の対応力で差が出る
と言っている。
これはメディアが言っているのではなく、
実際に使っている経営者が言っているのだ。
|だってみんな使い始めている、ほかの業界では
このようなデジタルやIT系のツール、
そして分析の必要性は徐々に広がっているが、
それを使い、さらに分析し、
現場の仕事に生かすこと。
これができないと、
勘では、すでに対応できない時代だと……。
これは実店舗を構える、
すべての業種に当てはまることだろう。
特に接客業は、
現場力、
つまり接客力を重視する。
それは大事なのだが、
接客は必要、デジタルは不必要という、
なぜか不思議な現象が生まれる。
|やること増えてますけど、繋がってます
技術を重視する人は、
デジタルは苦手でいい、
という流れがあるらしい。
その傾向を打ち破らないと、
生き残れない、
とも記事は書いている。
さ、
時代の流れってネガティブな印象を、
どう捉え直すのか。
流れに置いていかれるという、
最悪の事態を乗り切るためには。
それぞれの覚悟が問われている。
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