|数字を上げたくない人には関係ない話
「店販購入者比率」をあげよう。
「新規再来率」をあげよう。
などなど、
美容室には上げるべき
数値指標がたくさんある。
|そもそも数字が読めていない
確かにそれらを確実にあげられれば、
個人の売上はもちろん、
店全体の売上も向上していく、
そのための目安として、
とてもわかりやすいのは間違いない。
しかし、
私はここが落とし穴なんじゃないか、
と思っている。
いや、大事なのは数字の読み方なのだ。
|数字をあげるのは難しい……
例えば、
店販購入者比率=30%
の美容師さんがいるとする。
これを40%にするのが
どれだけ大変か。
いや、それ以上の数字を
出している人からすれば、
難しいことはないのかもしれない、
が、
ここが精一杯ラインの人からすれば
ここから10%あげるのはきつい。
|数字があがらない人は方法を聞いてくる
そしてこう聞いてくる
「何をすればあがりますか?」
セミナーにいこう、
いろんな美容師さんに聞いてみよう
その努力をするだけマシだが、
多くの人は実行にすらうつさない。
|大変なことには手を出さない
だって、大変なのがわかっているから。
そして様々な方法論は、
それぞれの人が生み出したもので、
自分に当てはまらないんじゃないか!?
って疑っているから。
|数字があがらない人を上げる方法
そんなとき、
ぜひ試してみて欲しいのが、
この方法だ。
店販非購入者率をさげること。
「買う人を増やす」
のではなく、
「買わない人を減らす」
おいおい。
結果は一緒じゃないか!!
いや、結果は一緒ですよ。
でも、
母数はどっちが多い??
|確率論でいえば、母数は多い方がいい
買わない人のほうが多いんだから、
その人たちをひとりひとり分析して、
買わない理由を潰していけばいい。
買わない理由の方が多いんだから、
チャンスは自然と増えるはずだ。
買う理由を探すのではなく
買わない理由をさがす。
そしてそれを潰していくこと。
このほうが、機会が多いからできそうじゃない?
|視点を変えて数字を観れるかどうかが重要
買わない理由を潰していって、
非店販購入者率をさげれば、
当然ながら店販購入者比率はあがる。
結果として数字をあげること。
これこそプロの視点転換じゃないだろうか。
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