|動画の世界はまだ試行錯誤
ここ5年くらい、
世界のSNSトレンドは動画だ。
あらゆるSNSが動画対策に動いた。
instagramのストーリーなど、
時間で消えるもの、
加工ができたり、
Facebookのように、
内容によりアルゴリズムが
変更されるなど、
動画にまつわるサービス、
機能が劇的に拡充された。
|美容系動画はどんな流れだったか
美容系動画の、
まだまだ短い流れを見てみたい。
当初は業界内が中心に、
SNSフォロワーの多い、
”有名”美容師の動画が
中心となった。
フォロワーが多ければ、
当然、アクセスもあがるので、
著名な美容師の独壇場だった。
しかし、
有名な美容師は忙しい。
コンテンツメーカーとしては、
大量に投下しにくいのが、
現実的な課題になっていた。
そのうち、
アレンジやテクニックを
動画で教える
ハウトゥ系動画が増えた。
つねにスマホが手元にある
そんな生活環境から、
髪をアレンジするとき、
空いている時間などに、
なにかをしながら、
技術がわかるのは、
視聴者にとっても
便利だった。
|検索と強いリンクをし始めた
恐らくは、
YouTubeなどで、
「●●を知りたい」
という検索行動が、
このトレンドに
繋がったものと思われる。
そして、
SNSがインフラ化し、
ある程度、
コンテンツが満たされると、
次は共感されるものが増えた。
素敵なヘアカラー
髪の毛の悩み
おしゃれなアレンジ
などの
「私もしてみたい」
「私も悩んでる」
などの共感動画は、
人気となっている。
この傾向は今もある。
また美容系だけの
トレンドではなく、
あらゆる領域で、
この動きは強い。
|美容系動画はライバルが多い
しかし、
この流れも飽和状態になりつつある。
なにせ、プロだけでなく、
一般女性のなかにも、
美容系動画を発信する人は多いからだ。
では、次は何が求められるのか。
|美容系技術者としての本質
それは「本質」だと思う。
悩みに共感した後、
人間であれば、
どうすれば解決されるのか、
という期待が高まる。
つまり、
課題喚起のあとに、
課題解決がくるのだ。
なんでもそうだが、
お笑いにはオチがある、
小説には結末がある、
そんな、
ゴール設定の妙が、
求められている。
言い換えれは、
コンテンツの質だ。
|共感から「腹オチ」の時代に
問題提起されて、
そこに共感があり、
そのあとに、
しっかりとした
”オチ”
が来ること。
それが
「納得」という
「腹オチ」でないといけない。
そのストーリーが、
コンテンツとして
高いレベルで成立していること。
美容系技術者としての、
本質が問われる、
そんなコンテンツが
動画のトレンドとしても、
求められ始めている。
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