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|けっこう場当たり的な判断をしてしまうもの
先日、経営者のみなさんと
会食していて、
「判断基準は何にする?」
という話題になった。
現場に近いとき、
その目の前のことに
判断基準を合わせることが多い。
これが起きたから、
こうして対処しよう、と。
すると、
Aが立てば、
Bがひっこむ
みたいなことが起こる。
|だって、偉くても人間なんだもん
もめているAさんとBさんがいたとき、
真面目なAさんを応援したくなる。
それが人情というものだ。
しかし、
あとあとBさんがごちゃごちゃ言ってくる。
そしてふたりの問題は解決しない。
私にもそういう経験は多い。
このとき、
何を基準に判断すべきなのだろうか。
|意外と小説にもヒントは隠れていた!
正直にいうと、
ある小説を読んでいたとき、
そのヒントになる台詞があった。
「現場は、そのときそのとき、
目の前の事象で判断している。
しかし、管理者は理想を判断基準にすべきだ」
と。
今、目の前で起こっていることを、
そのときの状態で判断するのではなく、未来的な理想にいかに近づけるか、
という点を基準にして判断するというのだ。
|原理原則って大事ね、難しいけど
なるほど。
そう考えたら、
色々なことがすっきりした気がした。
本音と建前
という言葉がある。
一般的には、
建前が悪いことで、
本音が正しい、
と解釈されることが多い。
しかし、
建前とは
「こうあるべき」
ということであって、
それは正論とも言える。
つまり、建前は正しいのだ。
|建前はいつも正論のことを言う
本音と建前があるということは、
表裏があるということ、
言い換えれば嘘があるということ。
また本音とは、
感情や欲求を含む価値観なので、
とても主観的になりやすい。
主観的に判断すると、
必ず誰かの主観とぶつかる。
それでは正確な判断はできないはずだ。
「理想論なんて建前だ」
と言われるのであれば、
やはり判断の基準は、
建前でいくべきなのではないだろうか。
|理想論をそのままぶつけないこと
ふたりの違う主観があれば、
どっちの意見を、
もしかしたら、
方法論でどっちの意見も、
理想に向かわせることができるかもしれない。
ただし、
気をつけないといけないのは、
理想を押し付けて、
無理難題を通すことだろう。
AとBとどっちが理想に近いのか、
その判断基準であって、
理想のための高レベルな行動をさせるということではない。
管理者は、
このことに注意して、
理想を判断基準においておくべきなんだと思った。
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