首都圏・都市部の美容室 約4割が”紙”で予約情報を管理している【美歴 美容室のIT化実態調査 2018年7月】


美歴では、全国の美容室様にご協力いただき、サロン業務のIT化・電子化の状況についてヒアリングをさせていただいております。
2018年6月から2018年7月の約1ヶ月間でのヒアリング結果を集計し、そこから見える、IT化によってさらに解決できうる現場の課題、ITサービスを提供する側が改善すべき課題などをレポートにまとめております。

本記事では、集計データの一部をご紹介させていただきます。詳細のレポートをご要望されるサロン様、企業様のおかれましては、本記事の文末にあるお問い合わせフォームリンクから、ご連絡ください。

調査データを利用される場合は、出典元を明記してください。(例:「株式会社美歴 調べ」)
ご利用に際しては、下記の問い合わせフォームから必ず弊社宛にご連絡くださいますようお願いします。
問い合わせフォームへ

調査概要


・調査目的
 全国の美容室における、IT活用状況の実態を把握し、サロン現場が抱える課題の抽出とその課題解決のためのヒントの導出

・調査方法
 電話ヒアリング

・調査対象
【首都圏】東京、神奈川、千葉、埼玉 【中部】愛知、静岡 【関西】大阪、京都、奈良 【九州】福岡 の美容室オーナー、または店長などの幹部の方

・回収数
 582件

・調査期間
 2018/6/13 – 2018/7/24

・調査項目
1−1.カルテ電子化の有無について
  1−2.カルテを電子化している場合、何を使って電子化しているか。
  1−3.新規のお客様来店時の受付は紙で行なっているか、電子化しているか。

2−1.POSレジ導入有無について
  2−2.POSレジを導入している場合、どのサービスを使っているか。

3–1.予約情報の管理は最終的に何を使っているか

4–1.今、注力している集客方法は何か。
  4–2.これから注力していきたい、または注目している集客方法は何か。

5–1.店販商品の販売に力を入れているか。

6–1.現在、サロン運営で最も課題に感じていることは何か。

調査結果(一部紹介)

Q.「カルテは電子化していますか?」

「カルテ電子化している」と答えたサロンは、約6割






カルテを電子化しているサロンは、6割弱でした。この中には紙と併用しているサロン様も含んでいます。


Q.「カルテは何を使って電子化していますか?」

約7割が、POSレジを使って電子化している。






「カルテを電子化している」というサロンのうち、約7割がPOS。何らかのアプリを使っているのは、約1割でした。


Q.「お客様来店受付時、紙を使っていますか?電子化していますか?」

約9割が、紙で受付を行っている






「カルテを電子化している」というサロンのうち、約9割が受付時、紙を利用していると答えています。
「電子化している」といっても、ほとんどのサロンでは、「紙」との併用をしている実態が窺えます。


Q.「予約情報は最終的に何で管理していますか?」

・紙による管理が最も多く37.6%、POSが最も少なく13%
・紙による管理をしているサロンの6割近くがPOSを導入している。








まだまだ「紙」を使った予約情報管理をしているサロンが多いのが実態。
「紙」で管理しているサロンのうち6割近くがPOSシステムを導入している。最近では、様々なポータルサイトや予約システム情報をまとめる仕組みがあるが、十分に浸透しきれていないのが現状と考えられる。


本記事では、調査の一部を紹介させていただきました。
調査レポートのすべての内容(都道府県やスタッフ規模別のデータを含む)の閲覧を希望される方は、下記お問い合わせフォームからご連絡ください。
(「相談・質問内容」欄に、「調査レポート詳細希望」の旨を明記してください)





お問い合わせフォームへ