「美歴 Webカード」は、カウンセリングシートや施術同意書をデジタル化し、カルテの完全電子化を支援するサービスです。
今回、カウンセリングシートの回答内容の集計/分析の機能を大幅に強化し、クロス集計等に対応できるようにいたしました。
改善内容
今回の改善により、下記の集計/分析が可能になりました。
- 1.クロス集計対応
- 2.複数の初回カウンセリングシートを運用している場合でも全てのシートの集計が可能に
- 3.複数店舗で共通のカウンセリングシートを運用している場合でも、自店舗のみの集計が可能に
- 4.来店回数クロス集計ができる、”2回目以降の顧客様向けカウンセリング”の運用を可能に
この機能は、Webカード管理画面の「集計/分析」メニューにある、「カウンセリング集計/分析」でご覧いただけます。
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基本的な使い方
上記の機能改善を踏まえて、基本的な使い方をご紹介いたします。
集計方法等の設定
「集計項目設定」で指定し、集計ボタンを押すと、集計結果を確認することができます。
まず、「初回来店年月」は、Webカードにデータが登録された年月(=つまり、お客様の初回来店年月)を指定します。
「集計する初回カウンセリングシート」では、複数のカウンセリングシートを運用している場合(例えば、ヘアとマツエクなど)、集計したい方を選択できます。
続いて、「集計する項目」で、集計方法と集計したい項目を選択します。
「クロス集計」が選択されていると、カウンセリングシートの設問の中から2つ選択して、クロス集計が可能です。
「単純集計」は、設問項目ごとの回答数を集計し全て表示します。
なお、集計できる項目は、選択式の回答方法(チェックを入れる方式)のみとなりますので、ご注意ください。
集計したい内容を設定できたら、「集計」ボタンを押します。
集計結果画面
【クロス集計の場合】
単純集計の場合
上記のような感じで集計結果を確認できます。
なお、この集計は、自店舗のみの集計となります。同一企業内で設問内容を共通化している場合でも、自店舗のみ集計されます。
集計表内の数字を選択すると、回答したお客様の一覧を確認することができます。
さらに、電子カルテアプリ「美歴」を運用しているサロンであれば、回答者の名前を選択すると、カルテの履歴や来店サイクルの状況等をチェックすることも可能です。初回カウンセリングの回答内容から、その後の来店状況まで、マクロ→ミクロのデータ分析ができます。
”2回目以降のカウンセリング”をWebカードで運用する
Webカードは、初回のカウンセリングシートとしてだけではなく、2回目以降の来店時におけるカウンセリングシートとしても運用が可能です。
※ この機能を活用する場合、初回カウンセリングシートとしてのWebカード契約とは別に、2回目以降用のWebカードの契約が別途必要になります。
店舗全体のカウンセリング品質の底上げに取り組んでいるサロン様からのご要望にお応えして、その運用ができるように機能改善をいたしました。
2回目以降カウンセリングを運用されているサロン様には、管理画面のお客様詳細情報欄に、↓このようなボタンが表示されます。
これをクリックすると、そのお客様専用の2回目以降カウンセリングシートが表示されますので、各担当者様は、そのシートを見ながら、お客様とのコミュニケーションをとりつつ、データの登録が可能です。
もちろん、設問項目は店舗様ごとに自由に設計することが可能です。
ここで入力された情報は、美歴アプリを運用していれば、自動連動され、「ファーストカウンセリングカード」に記録されます。
2回目以降のカウンセリングシートを運用することで、Webカード集計/分析機能において、初回カウンセリング項目と「来店回数」のクロス集計が可能になります。
例えば、下の例のように、初回の「来店きっかけ」ごとのその後の来店回数を確認する、といった分析が可能です。
毎日、数多く取得しているカウンセリング情報を、サロンの改善や施策立案に活用するために、ぜひ、新しくなったWebカードの「集計/分析」機能を活用してください!
上記の機能を含め、Webカードのサービス内容等が気になる方は、下記の相談フォームからお問い合わせください。
美歴相談フォームへ
今後も、利用者様のご意見をいただきながら、より使い勝手のよいサービスへの進化に努めてまいります。