美歴の「再来データ分析」で、”なんとなく”を脱却し、具体的な課題発見・改善行動につなげよう!


2021年12月13日にリリースした「ver24.0」から、店舗管理画面を使って、店舗全体およびスタッフごとの再来状況の詳細な分析ができるようになりました。

ここでは、使い方について詳しくご案内いたします。

スタッフごとの課題、お客様単位でリピートされない原因発見につながりやすくなりますので、ぜひ有効活用してください!

「再来店データ」分析機能でわかること


「再来店データ」では、「基準月」で指定した年月に来店した顧客が、その後半年以内にどれだけ再来店されたかがわかります。
また、”新規客”と”再来店客”ごとにその数字を確認することができます。





さらに、数字だけではなく「誰が」も確認可能です。





施術履歴もすぐにチェックできるので、「どのような施術をしたお客様が再来につながった(つながらなかった)のか」を確認し、管理者が指導に活用するなど、蓄積している情報を具体的な改善に生かすことが可能です。

それでは、使い方をご紹介いたします。

「再来店データ」分析機能の使い方


店舗管理画面の「分析」メニュー内にある、「再来店データ」タブを選択します。






「基準月」で、いつの来店を基準にするかを指定します。





上の例のように「2021-07」を指定すると、
スタッフが「美歴 for Business」アプリで作成した施術記録カードのうち、来店日が2021年7月になっているお客様がその後6ヶ月以内に再来しているかを確認できます。
スタッフ別のデータとしては、施術記録カードの「担当者」に指定されているスタッフが対象となります。

*当然ですが、美歴の施術記録カードに正しく情報を登録していないと正確なデータにはなりません。

データの見方


「新規」は、「基準月」以前に施術記録カードが登録されていないお客様を、
「再来店」には、「基準月」以前に施術記録カードが作成されたことのあるお客様をカウントしています。





【注意】
あくまでも美歴に登録されている情報をもとに計算していますので、「新規」としてカウントされているお客様の中には、実際にはリピート顧客様も含んでいる可能性があります。
(美歴の運用開始した直後などは、既存顧客様でも美歴には初めて施術記録を登録するケースが多いと思いますので、その点はご注意ください)


上記の例では、

2021年7月に新規客が13名、再来店客が14名、合計27名のお客様が来店されたことになります。

2021年8月以降の数字を見ると、
「新規」は全て「0」です。これは、2021年7月に来店した新規客のうち半年以内のリピートは「0」であったということになります。
(実際こんなことになっていたら大問題ですね。。)

一方、「再来店」は、2021年8月に「4」、2021年9月は「2」・・・(以下、省略)ということで、
2021年7月の14名の再来客が、リピートしていることがわかります。

そして、このデータはスタッフごとでも計算されていますので、店舗管理者はスタッフごとの再来状況を一目で把握することが可能です。

【注意】
基準月より後の月の来店数のカウントは、”ユニーク”ではありません。
すなわち、基準月以降毎月来店されている場合、それぞれ「1」をカウントします。
よって、6ヶ月間の再来数の合計が「基準月」の来店客数を上回る可能性があります。


データを掘り下げる


数字を確認するだけだと、リピート率がなぜ良いのか、または伸びないのかまでは具体的に考えていくのは難しいですよね。

美歴は「カルテ」をもとに集計しているので、このデータからすぐに「どのようなお客様でどのような施術をしたのか」を確認できます。

数字部分をクリックすると、対象のお客様一覧が表示されます。






詳細を確認したいお客様の名前をクリックすると、カルテの詳細、履歴の確認ができます。













ビフォーアフター写真をしっかりと保存しておけば、どのような施術/スタイル作りをしたのかもわかりやすいですね。


これにより、再来につながっていないお客様への施術はどうだったのか、店舗みんなで確認し、課題を見つけたりアドバイスするなど、課題発見、解決のための情報として活用できます。


感覚的でなく、客観的かつ具体的な施術記録等の情報をもとに、再来しなかった原因を捉えることで、具体的な改善が行えます。
それを継続していくことで、顧客様への施術・接客品質の向上、顧客体験をより良くすることにつながっていくはずです!


以上、美歴店舗管理画面の新機能「再来店データ」分析の具体的な使い方をご紹介しました。

今後も美歴では、「美容室の顧客体験をより良くする」ことにつながる機能改善・開発を進めてまいります!


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