美歴の「レジ機能」を活用しよう!


※ ここで紹介する内容は、2022年5月11日リリースのver.33で対応している範囲のものとなります。
※ レジ機能を利用するためには、有料プラン(Teamプラン または Personalプラン)のご契約が必要となります。

美歴の「レジ機能」概要


美歴のレジ機能は、有料プラン契約ユーザーに提供している「店舗管理画面」でカルテや予約情報と連動したレジ打ち(売上登録)、入出金管理、レジ締め、会計データ等の帳票出力が行えます。
美歴だけで、予約・カルテ管理・レジ・会計管理までを一気通貫で完結できる
ので、サロンワークの効率化や情報活用の可能性が大きく広がります。

レジ運用における主要機能


レジ/売上登録機能

レジ打ちができます。
予約表と連動して活用すれば、メニューの選択も不要なのでラクです。
また、レジ打ちした情報は、本日の施術記録が自動で生成されるので、スタッフのカルテ管理も効率的になります。




入出金管理機能

現金の入出金管理ができます。
売上に伴う現金の入出金はもちろん、レジ金からの支払い(出金)や売掛金、釣り銭準備(入金)情報の管理ができます。




レジ締め機能

毎日のレジ締めができます。
売上に伴う現金入出金、売上以外の入出金情報を元に営業終了時の現金残高チェックができます。




レポート機能

レジ締めが完了した期間の会計データや、スタッフごとの売上データを出力できます。
CSVデータとしてダウンロードもできるので、税理士や会計士への提出資料として、そのままご利用いただけます。



基本的な運用フロー


【営業開始前】

・釣り銭準備金等の入出金の登録(必要であれば)



【営業中】

・施術後、技術/店販レジ打ち
・店販のみ購入者のレジ打ち
・売上以外の現金入出金を適宜登録



【営業後】

・レジ締め
・売上データの確認、社内報告等


【月次・年次締め】

・売上、会計データをCSVダウンロードし、集計や外部へのデータ提出


概ね、上記のようなシーンで、レジに関わる各種機能を活用いただきます。
次の章では、それぞれのシーンにおける具体的な運用を見ていきます。

運用詳細

営業開始前


釣り銭準備金等の入出金の登録

営業開始前のレジ金残高と、美歴に登録されている残高に間違いないか、確認します。
営業開始前に釣り銭用の現金を新たに追加したり、レジ金から支払い対応等をした場合は、現金入出金情報として登録します。



(1)美歴に登録されている、現金残高の確認



店舗管理画面の「現金入出金記録」メニューを使用します。
「現在の現金」残高と、レジにある現金に差がないか確認しましょう。
営業前に釣り銭用で現金をレジに追加した場合は、その金額を「入金」情報として登録します。


(2)釣り銭準備金等の入金を記録



上記の箇所で、入金内容を登録できます。
必要事項入力後、「登録」ボタンで現金入出金が記録されます。
「メモ」欄に、内容を記載しておくと、レジ締めで確認する際に便利です。

営業中


施術後、技術/店販レジ打ち

お客様施術後、お会計を行います。
予約情報を登録しておけば、メニューや金額などが反映されたレジ画面が表示されるので、とても効率的です。



(1)予約カレンダーからのレジ打ち

店舗管理画面の「カレンダー」にて、お会計したい予約帯をクリックします。





「レジに進む」ボタンを押します。





予約内容が反映されたレジ画面が表示されます。



・追加メニューがあった場合は、「メニュー」にて追加
・店販商品の購入があった場合は、「アイテムカタログ」から商品を選択
(※店舗管理画面の「EC」メニューであらかじめ商品情報を登録する必要があります)
・割引や、ポイント利用があればその内容を技術/店販それぞれ入力
・支払い方法と預かり金額を入力

上記箇所の確認、入力ができたら、確認->確定 でレジは終了です。



レジを確定すると、その内容が反映された「施術記録カード」が自動で生成されます




担当スタッフは、美歴 for Business アプリから、レジで登録した内容以外の情報を
追記するだけでOKです。



※レジ後、自動生成された施術記録カードの、下記の項目は編集ができませんのでご注意ください。

 ・担当スタイリスト
 ・来店日、時刻
 ・メニュー
 ・支払い方法
 ・金額


(2)「レジ」画面からレジ打ち

「レジ」メニュー画面から、カルテを選択、直接内容を打ち込むことも可能です。
予約登録していない場合や、店販商品のみ購入にいらした場合には、この方法でレジ打ちしてください。



対象のカルテを選択後の操作は、カレンダーからの操作と同じです。
予約メニューを登録していない場合は、一からメニューを選択します。


売上以外の現金入出金を適宜登録

営業時間中に、売上以外の現金入出金があった場合には、「現金入出金記録」にて、内容を記録します。




営業後


レジ締め

営業後、売上を含むすべての入出金の登録が完了したら、レジ締めを行います。


レジ締めは、店舗管理画面の「レジ」メニュー内の「レジ締め」ボタンから行います。





レジ締めの対象期間を設定し、「次へ」ボタンを押します。
基本的に毎日行うものなので、デフォルトでは、当日の日付が自動で反映されていますが、期間の変更も可能です。








※美歴上の現金残高と実際の現金残高に相違がある場合は、レジ締め完了前に「現金入出金登録」を活用し、誤入力情報を調整することができます。


売上データの確認、社内報告等

レジ締め完了後、その日の売上データや会計データを簡単に出力できるので、社内報告等をスムーズに行うことができます。


店舗管理画面の「レポート」>「会計データ」でレジ締めが完了しているデータを確認できます。





詳細を確認したい行をクリックすると、データ詳細が表示されます。



「CSVデータ」をダウンロードすることも可能です。(詳細は、月次/年次締め の章に記載)




リアルタイムの売上情報や任意の期間の売上を確認したい場合

「レポート」>「集計データ」で確認できます。レジ締めが終わっていない日の売上や任意の期間の売上を確認したい場合はこちらが見やすいです。




スタッフ別の売上データ確認

「店舗管理画面の「レポート」>「スタイリストデータ」で施術記録カードに登録されている売上の、スタイリスト別に集計された一覧を取得できます。



※このデータは、レジ締め完了有無に関係なく、施術記録カードに登録されている売上データが集計されます。
 よって、レジ機能を活用していなくてもレポートを出力することは可能ですが、当然ながら、施術記録カードの料金欄に、正確に金額を入力していないと、正しいデータにはなりませんので、ご注意ください。

月次/年次締め


売上、会計データをCSVダウンロードし、集計や外部へのデータ提出

前述している通り、会計データやスタイリストデータはCSVダウンロードが可能です。
月次や年次の決算作業や、外部委託先へ提出するデータとして、ご活用いただけます。


会計データのCSVダウンロード

店舗管理画面の「レポート」>「会計データ」から月次単位で、日別の会計データを出力できます。※レジ締めが完了しているデータのみ出力されます



※CSVでダウンロードした際のデータ項目名は、文字化け防止のためにすべて英語で表示されます。

id:
システムが自動で付与しているID

from_datetime:
レジ締め計算開始日時

to_datetime:
レジ締め計算終了日時

sales_cash_amount:
現金支払い売上合計(税抜き)

sales_credit_card_amount:
クレジットカード支払い売上合計(税抜き)

sales_other_amount:
その他支払い売上合計(税抜き)

sales_subtotal_amount:
売上合計(税抜き)

sales_total_tax:
消費税

sales_total_amount:
売上合計(税込)

start_cash:
レジ締め計算開始日時 における、現金残高

in_cash:
レジ締め計算対象期間における、現金入金額

out_cash:
レジ締め計算対象期間における、現金出金額

current_total_cash:
レジ締め計算終了日時時点の、現金残高

created_at:
データ生成日時(レジ締め実行日時)


スタイリストデータのCSVダウンロード

店舗管理画面の「レポート」>「スタイリストデータ」から指定期間単位で、スタッフ別の売上データを出力できます。





以上、美歴の「レジ機能」の運用方法をご紹介しました。
上記の内容についてのご相談は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください!

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