美容室のデジタル化は早い方がいい
いつも声高に
「美容室はすぐにデジタル化したほうがいい」
と言っている理由をお話ししたいです。
デジタル化って日本語にするとなんでしょうか?
その前にデジタルとは何か、というところからはじめます。
一般的にデジタル化といえば、”電子化”と訳されることが多いと思います。
それはそれで間違いではないのですが、
私は、
デジタル化=”見える化”
だと考えています。
アナログ時計とデジタル時計の違いって!?
アナログ時計とデジタル時計を思い出してみてください。
アナログ時計を指差して
「今、何時?」
と聞けば、
「3時くらい」
と答えると思います。
一方、デジタル時計を指差して聞けば、
「2時58分55秒」
と細かく答えることでしょう。
「ぼんやりしていること」
と
「はっきりしている」
というのがこの2つの時計の違いだと思います。
アナログ時計は、
時間軸を視覚的感覚で捉えられる。体感覚にも近い。
デジタル時計は頭で理解する、みたいな印象でしょうか。
つまりデジタル化とは、はっきりしている状態、
ということだと認識しています。
では「デジタル」「IT」「WEB」は何が違うのでしょうか?
一見、どれも同じようなことを言っている印象があります。
私の勝手な解釈では、
デジタルという領域の中で、
ITというジャンルがあって、
WEBという方法論がある。
この3層構造になっています。
先ほども書いたように、
デジタルというのは「明確である」という概念です。
デジタル時計にはインターネットは繋がっていないので、
いわゆるITとは距離があります。
その見える化されるという考えの中に、
IT=情報技術
が含まれます。
数字の羅列によって見える化された”情報”を伝える、
また分析したり、作り直したり、、
情報に特化したテクノロジーが、ITです。
そしてWEBはITというジャンルのなかの、
ひとつのツールにすぎない、ということです。
このレイヤーを見極めておくことが、
私が語る「サロンデジタル化」の基本的な考えになります。
続きは、次の記事にて。