「うちの会議は意見が出てこない」
“瞬時に意見が出せる人は極わずか”
これは美容室に限ったことじゃなく、
今にはじまった話でもありません。
会議や打合せのとき、
事前に意見やオトシドコロを、
いかに想像、想定しておくか、
これが実るか否かの差です。
“事件は会議前にカタがついている”
“会議”とは
会って議論するのであり、
会って考えるのではありません。
集まってから考えるので、
「うちの会議は意見がでない」
「会議がまとまらない」
もっと悲劇なのは、
「前回の会議って何を話したっけ?」
なんてことが起こるのです。
次には会議の議長の課題となります。
議論の方向性は事前につける。
議長は事前に、
議論したい主題と目的、
そして“所要時間”を決めておき、
伝達しておくべきです。
よくIT企業なんかで、
スタンディングテーブルで打合せしたりするのは、時間を短縮するのもひとつの効果とされています。
テーマと目的、時間のデジタル化=見える化
は、労力や時間を無駄にしない大切なスタンス。
事前にプレ議論するためのツールはたくさんあるわけです。
会議に時間を割けない美容室であればなおのこと、この小さな準備を怠らなければ、より効果的な労働生産性に繋がります。
そして何より、人の能力の浪費を減らせるのだと思います。
人財企業というのであれば、
人が創造できる場をいかに創るか、
この意識が根底にあるべきなのだと思います。