予約のウェブ化は必須項目になった
物理的な“行動”をデジタルが担う時代
電話対応ができるスタッフがいるサロンなら問題ありませんが、スタイリスト、アシスタントが応対しないといけないとき、電話への対応は大きなタイムコストになります。
消費者のマインドも、気軽にネットで予約したい、という流れに変わりました。
予約のウェブ化に乗り遅れるのは死活問題になっています。
やはり現金が邪魔くさい!
あわせて、これからは美容室のキャッシュレス化の流れが加速する可能性が高まっています。
美容室では会計が高額になる場合があり、それだけの現金を持ち歩きたくない、という意識が生まれます。
美容室に行く前に銀行やコンビニに寄るのがめんどう。
クレジットはもちろん、様々な方法でのキャッシュレス決済ができることが求められるでしょう。
私たち美歴もキャッシュレス化を推進しています。
デジタル化はサロン価値を高める
今月からはじめた「美歴EC」(サロン店販を手元のアプリで)に続き、「美歴pay」を開発しています。
セット面でカウンセリングをして、その場で決済ができるシチュエーションを作ります。こうすれば、レジに人がたまることがない。そのまま帰ることができます。
手数料を上回るベネフィット、つまりタイムコスト、人的コストが抑えられるはずです。
キャッシュレスは世界的なニーズ
最近はビットコインが話題です。
日本ではまだまだ馴染みが薄いビットコイン。
仮想通貨を投機目的と考えている人が多いのですが、中国のようにリアル通貨が不安定な国の人々からすると、投資だけでなく、“使う”という目的においても重宝されています。
オリンピックが近づき、世界から観光客が押し寄せるようになって、顕著になったのは、支払方法の多様性です。
現金で払う人は少ない。
文化の違いもあるでしょうが、現金を持ち歩くのは危険であり、物理的にも邪魔。。。
ということで、カードをはじめキャッシュレスで経済活動が完結される場面が増えています。
日本では交通系ICやナナコ、ワオンなどのショッピング系ICなどどちらかというと少額決済に使われているイメージです。
しかし管理やリスクの部分から言っても、また利便性から考えても、キャッシュレス化がこれから進むのは当然のシナリオです。
飲食業界のキャッシュレス化は、いちはやい
ぐるなびが「ぐるなびpay」をリリースしました。詳しくは、下記の記事をご参照ください。
「ぐるなびPay」開始 飲食店にキャッシュレス決済提供 ビットコイン対応も(ITmediaより)
割り勘アプリなどをはじめ、飲食店でのキャッシュレス化は、どんどん進んでいます。
これであればヒューマンエラーが起きにくい。また時間的効率も高い。
手数料のコストを差し引いても、メリットが高いです。
美容室に置き換えれば、待ち合いが商品販売の場にしやすくなります。その場でアプリを立ち上げて商品が購入できて、あとで送られてくる、、みたいなことができます。
こんな消費者の行動を促すとき、現金がないから買えないなんていうのは、機会損失になります。
今後、私たち美歴も含めて、キャッシュレス化の動きがどのように広がるか注目したいです。