セミナーは受講前に結果が出ている
身に付かないのは目的が不明確だから
セミナーを受講させたんだけど、
なかなか仕事に落とし込めないんだよね。
そんな声を経営者から聞きます。
そこには、
多くの課題はあるかと思いますが、
今回は、サロンで実行してもらって、
効果が出た5つの方法をご紹介します。
受講後に内容をいかにふくらませるか
【1】目的を設定する
セミナーは無料ではありません。
2時間/5千円のセミナーであれば、
サロンワークで2時間でいくら稼げるか、
プラス5千円をコストとして設定します。
まずはその金額をセミナーの方法で、
いつまでに稼ぐか設定します。
と同時に、
今回のセミナーの内容で
いくら稼ぎたいかを設定します。
スケジュールも一緒に決めて、
いつも費用対効果を考えさせる、
そんな環境を作ります。
【2】すぐに実行に移す
これは当たり前のことですね。
考え続けさせず、
実行に移してもらいます。
うまくいかないのは当たり前。
仮説と実行、検証、再構築を繰り返します。
PDCAシートを作って、
”見える化”することもいいでしょう。
【3】社内でセミナーをさせる
1週間くらい実行したところで、
セミナーで受講した内容を、
社内で講習してもらいます。
いかに理解しているか、
いかに理解していないか。
社内の人たちの反応を見て、
自己チェックしてもらいます。
その社内講習のための準備も、
本人にとって学びになります。
【4】結果を報告させる
意外と結果があやふやになることがあります。
最初に決めたスケジュールでできたか、
できなかったの報告をしてもらいます。
またできた・できなかった理由も明確にした方がいいでしょう。
できなかったら、
みんなで、もしくは会社が何を手伝えば結果に繋がったのか、考えてみてもらいます。
【5】他人に話してみる
結果に繋がってきたら、
その方法を他社の人に話してもらいます。
「え、せっかくの方法を話しちゃうの?」
話しちゃいます。
他社は異文化です。
異文化の人に話して、
納得してもらえて初めて、
身に付いているという判断です。
その段階までくれば、
この方法は身に付いているので、
次の段階へと進めます。
誰に話してしまっても、
問題はないでしょう。
目的はお金だけじゃなくてもいい
上記のプロセスを、
セミナーを受講する前に理解してもらうこと。
この意識を持って、
セミナーを受ける姿勢が、
すべての基本になるのかもしれません。
一般的な企業の人が、
セミナーを受けるときは、
「○○になりたい」
という意識を持っている場合が多いです。
同じように、
ちょっと業務的ですが、
結果に繋げる意識を持って、
セミナーを受けること。
こうすればきっと、
睡魔に教われる苦痛の時間が、
前向きに学ぶ時間に変わる、、、
かもしれません。