久しぶりに、都心に雪が降った日
東京という街は、
昔から自然災害に弱いと言われる。
大雨で冠水するし、
地震では麻痺するし、
雪が降れば交通機関が止まる。
今日、東日本から北海道に、
とても強い寒波が訪れて、
各地で大雪になっている。
よくやってるよ、交通機関
もちろん、
電車も遅れぎみだ。
見える景色は真っ白。
空からは白い悪魔が舞い降りる。
気分が良いときは、
この悪魔たちも、
天使のような心持ちで、
ロマンチックに見ることができる。
気分次第で捉え方が変わる
しかし、
先を急ぐときの大きな雪は、
まるで解体現場のアスベスト。
西川の羽毛布団に入る
優雅な羽には見えない。
なんでもそうだが、
心持ち次第で、
いくらでも前向きに、
捉えることができる。
五感と心をフル稼働させよう
今、電車の中で、
誰かがマクドナルドを隠し持っている。
さっきから犯人を探しているが、
見つからない。
しかし、“それ”は必ずある。
これを臭いと思うか、
生活の香りとして、
心地よく受け止めるか、、
大きく違う。
やはり視覚は強い
あっ！
発見！
はす向かいに座るおばちゃんだ。
瞬時にして、
愛すべきマックの香りは、
生々しい生活臭へと変わった。
心の動きをコントロールする
しかし、
それも人の心の、
反射神経の高さを表している。
人は様々なことに影響を受ける。
そのときどきの、
己の心とどんな付き合いができるか。
今の自分はどんな反応をすふのか。
俯瞰的にその動きを見極めて、
楽しいことの見落としがないように、生きていきたい。
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