|AIが美容師に取って代わる時代がきた
2030年、
AIを活用した美容師ロボットが登場した。
カウンセリングから、
カット、カラー、スタイリングまで、
自動で施術がされるようになった。
カウンセリングは、
AIが細かく話を聞いてくれる。
そして年齢や服装、属性にあわせて、
最適なヘアスタイルを提案してくれるようになった。
不思議なもので、
ロボットから提案されると、
人はそれを素直に受け入れた。
|ロボットは疲れないから価格が抑えられる
そして施術時間も、
これまでよりも大幅に短縮されることとなった。
ロボットは疲れない。
だからこそ、
どんどん入客できる。
その結果、
カット、カラーなどが500円!
などの超低価格が実現されることとなった。
多くの一般的なサロンが、
このAI美容室により閉店に、
追い込まれる憂き目にあうこととなった。
|美容室を選び必要性がなくなった
街中では、
美容室を選ぶ、
という行為がほぼなくなった。
どこの美容室へ行っても、
同じレベルの施術がされるからだ。
しかし、
その一方で、
こんな会話も行われている。
「え???
人間にカットしてもらってるの??
すごーーーーい!!」
もはや人間に施術をしてもらうのは
プレミアムになっていた。
AIが選ぶ、
均一的で間違いのない
デザインや施術ではなく、
人が人の気持ちや、
状況を読んで、
新たな提案するのは、
人にしかできない
”誤差”のデザイン性が求められた。
|人間によるプレミアム価格が一般的になった
それにより、
人間がカットなど施術をすると、
5万円という高価格な、
施術費が一般的となった。
美容師数が30%も減った代わりに、
残っている美容師さんの
収入が2~3倍に増加した。
―――
はっ。
夢か。
いや、これは幻なのか、
もしかしたら正夢か。
今年以降、
格段にテクノロジーは
高まっていく。
そんなとき、
今回のような状況が
起きないという確約はできない。
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