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|お金の話はちょっとしにくい
(私の感覚でしかないが)
美容師さんたちと話していると、
技術の話を突き詰めるのは良いが、
お金の話をするのはよくない、
なんて風潮が残っていないだろうか。
(もちろん人によるけど)
お金の話をすると
社長から嫌われる、
もしくは、
面倒な社員だと思われる。
はたまた、
ウルサイやつだと思ってしまう。
お金って不思議なもので、
そういう空気をまとっている。
|お金に対する感覚は環境で決まる
なんでだろう、と調べてみた。
ある人の著書に書いてあったのだが、
(すいません、誰の本か忘れました)
夫婦の喧嘩の原因の第1位はお金に関することらしい。
これは日本ではなく、世界的に同じ傾向にあるそうだ。
家の広さ
住む場所
通勤時間
登校時間
教育費
学資保険
外食
生活費
などなど、
家での会話の多くにはお金がからむ。
|お金にまつわるいい話って少ない
そうなると節約しないといけない、
もしくは旦那さんの収入が低いからパートに出ないといけない、など。
お金がもったいないから
電気はこまめに消しなさい!
水道はこまめに止めなさい!
おもちゃは買わない!
外食は控える!
など、
基本的にお金の話になると
節約ということになり、
そこには”怒られる”という感情がつきまとう。
この環境下で生きてくれば、
お金に対してポジティブな感情を抱くことは難しい。
|楽しく生きるのにお金はサブ的ポジション
稼ぐことはいいことなのに、
「お金儲け」という言葉には
ネガティブな感情が同居しているので口にできない。
口にできないことは前向きに取り組めない。
にもかかわらず、社長からは稼いでこい、と言われる。
それじゃ、まるで悪いことをしているみたいだ。
また稼いでいる人を見るとやっかむ。
忌避の意味を込めて、ネガティブな評価をしてしまう。
なのに、自分は稼ぎたい。
このジレンマはお金について、
稼ぐことについて、
もっと学ぶということを阻害している。
楽しく稼ぐ、
稼ぐことの充実感を感じないと、
より大きなお金を稼ぐことは難しいと思う。
しかし、
”楽しさ”で稼ぐことをごまかしてしまうことがある。
稼ぐことと充実感は表裏一体であるべきなのだ。
|稼ぐこと、充実する心を一緒に育てる
もっと悪いことは、
稼ぐ方法しか求めないことだと思う。
なぜ稼ぐのか、
それによってどんな影響があって、
どんなスタンスであるべきなのか、
を教えてくれない。
方法が先に立ってしまう人っていうのは稼げない、
と思っている。
宝くじで大きな金額の当選をすると、
注意事項が書かれた小冊子が渡されるという。
お金について正しい知識と
立ち位置が形成されていないと、
あり方を誤ってしまうからだろう。
学校や家庭でお金について、
稼ぐことについて話し合ったり、
教育される場面は少ないと思う。
|大学なんて意味がないと思っていたけど
私は大学生の時、
なんとなく経済や社会の構成について
勉強させられたので、少しだけベースがある。
ほかの大学卒業生も同じだろう。
大学に行ってた意味なんて
考えたこともないし、
何に役立っているのかわからないければ、
今、思い返してみれば、
経済とか社会とかに対する
基本的な理論というか構造みたいなことを知る
(学んでいない)ことができたのは、
今となっては意味があったのかなぁ、と思う。
それが実際に
今の仕事に生かされているかと言われると、
それはわからないが、
知らないよりは知っていることのほうがよいと思っていて。
それが先日のブログじゃないけど、
教養として私のベースの
ごく一部になっていると理解している。
そういう意味では、
今ごろになって一生懸命本を読んでるのは、
この教養を身に付けたいという思いがあるから。
|教養の中に”お金”について学んでみたら?
しかし、
それらの知識を得ずに社会に出てきた美容師さん、
美容学生さんたちは、お金について無垢な状態だ。
サロンでの教育のひとつ(昨日の教養でもいい)に、
「お金について」「稼ぐことについて」
というトピックがあってもいいのではないだろうか。
本来は専門学校で学んでもらえたらありがたいところだが、
国家試験に向けた勉強でいっぱいいっぱだろう。
社会人になってから学ぶことではないのだと思うのだが、
技術などの話を学ぶことは多いのに、
お金の話を学ぶことが少ないと思う。
最後に。
私の周りにいる稼いでいる美容師さんは、
お金に対する認識がほかの美容師さんたちとは違う。
決定的に違う。
何が違うのかというと、
稼ぐことが「誰かから喜ばれていること」
とわかっているからだ。
そのためにはお金の仕組みを知るべきだと思う。
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