そもそも Googleマイビジネスの「投稿」機能ってなに?
「地域名+美容室」などの地域情報を検索した際に表示される店舗のページ(「リスティング」と言います)内に、SNSのようにタイムリーな情報を発信できる機能です。
※ 「Googleマイビジネス」ってなに? という方はこちらの記事をご参照ください。
「美容室のMEO支援を3ヶ月間行って得られた3つの知見」
「投稿」された情報は、↓このような感じで表示されます。(スマホで見た場合)
「投稿」の種類と活用事例
投稿には、いくつかのカテゴリが用意されています。
カテゴリごとに必要な入力項目が表示されるので、それに従って、情報を入れれば良いだけです。
画像や動画も投稿可能です。
また、内容に応じた「ボタン」(リンク)も設定できます。
それでは、それぞれのカテゴリごとの特徴や活用事例を以下、ご紹介して行きます。
フリーフォーマットのようなイメージで捉えて良いと思います。
【活用事例】
・ブログのサマリーを掲載して、「詳細」ボタンのリンク先にブログ記事を設定し、誘導する。
・新しい施術メニューを「最新情報」で紹介し、Web予約ページに誘導する
【掲載ページ例】
【投稿フォーム】(iPhoneのマイビジネスアプリで投稿する場合)
↓
店舗が関係しているイベント情報を発信できます。
【活用事例】
・求人イベント(会社説明会)情報の発信
※求職者が、情報を探すとき、かなりの確率で「地名+美容室」だそうです。GMBは、求人面でも美容室にとって相性がいいと感じています。
・技術セミナー情報の申し込み募集
【掲載ページ例】
【投稿フォーム】
↓
期間を定めたクーポン情報を発信できます。
【活用事例】
・ゴールデンウィーク期間限定で使えるクーポンの掲載。リンク先をWeb予約ページで設定し、流入経路を増やす。
【投稿フォーム】
↓
商品の情報を掲載でき、購入手続きへ誘導できます。
【活用事例】
・サロンオリジナル商品を掲載し、自社ECサイトに誘導する
・施術メニューを掲載し、Web予約ページに誘導する
【掲載ページ例】
【投稿フォーム】
↓
「投稿」における注意事項
画像や動画が目立ちやすいインターフェースになっています。
閲覧者の行動を促すことができる画像や動画を投稿しましょう。
Googleは、投稿コンテンツに対する「ポリシー」を策定しています。
当然ながら、このポリシーに則ったコンテンツ運用を遵守しましょう。
Googleマイビジネスの「投稿コンテンツに関するポリシー」
「投稿」を活用していると、Googleから↓こんなメールが届いたります。
このメールが何を言わんとしているかを理解していないと、「え? せっかく投稿した情報って消えちゃうの?」って、思っちゃいますよね。
安心してください、投稿した情報は消えません。結構これを勘違いされているサロン様が多いです。
簡単にいうと、「検索結果に表示される情報としては終了しますよ」ということです。
具体的には、例えば「美歴」を検索した場合、パソコンでは
こんな感じで、Googleマイビジネスに登録している情報が画面右側に表示されます。これを「ナレッジパネル」といいます。
ここの下の方に表示される↓この部分。
この枠の表示がなくなりますよ、ということです。
当然、「すべて表示」を選択すれば過去の「投稿」情報はすべて見ることができます。
スマホだと、↓こんな感じで、検索結果一覧の中にリッチコンテンツ的なもの。
この枠の表示がなくなりますよ、ということになります。スマホも、店舗のページにいけば、当然過去の投稿情報を見ることは可能です。
投稿した情報は自ら削除しない限り(またはガイドライン違反等で削除されない限り)、消えませんのでご安心ください。
とはいえ、特にスマホにおいては、検索結果の中にコンテンツが表示されるのはとても魅力的な機能です。検索者の目に止まりやすいのは明らかだと思います。
ナレッジパネル等への掲載期間は投稿から約7日間といわれています。したがって、少なくとも1週間以内のタームで最新の「投稿」をしておくと、検索者の目につきやすい状態を作ることができると言えるでしょう。
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「投稿」はMEOに有効なのか?
サロン様からもっとも聞かれる質問です。
これについては、正直よくわかりません…。
Googleは「投稿」が表示順位に影響を与える等の発表はしていませんので、明確に効果があるとは言えないです。
ただ、前項で述べた通り、「投稿」情報が一定期間、検索結果一覧にコンテンツとして表示されることを考えれば、「マップ」云々を意識する以前に、重要であることは間違いないと考えます。
個人的には、「投稿」は「表示順位を上げる」ためというよりも、情報を見た検索者に「次の行動を促す」ためにとても重要なもの、と認識しています。
店舗ビジネスにおいて、「MEO」は「手段」であって「目的」ではありません。
「目的」は、店舗のある地域にお住いの方や頻繁に時間を過ごしている方に、お店のことを知っていただき、「お店に来ていただく」「サービスを利用していただく」ことだと思います。
その目的に検索者を導く「橋」となるのが「投稿」、と捉えると良いと思います。
例えば、「髪質を改善したい」という人が、「髪質改善 近くの美容室」というキーワードでググったとします。
その人が、グーグルマップで上位に表示されたいくつか美容室のリスティング(マイビジネス店舗ページ)を見たときに、
「髪質改善」に関する情報をタイムリーに投稿しているサロンと、投稿していないサロンがあったとしたら。
髪質改善してくれる美容室を探しているその人は、どちらのサロンの予約ページにたどり着く可能性が高いでしょうか?
「投稿」は、そういう視点で捉えるべき機能だと考えます。
※ 美歴では、Googleのレビュー投稿を促進する「Reviewマネージャー」の提供や、Googleマイビジネス運用のご支援をしています。GoogleマイビジネスやMEOについて詳しく聞きたい、相談したいという方は、↓こちらの相談フォームからお気軽にご連絡ください!
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